スムストック、21年度成約数は微減に=仲介に加えて買取再販にも注力

優良ストック住宅推進協議会(堀内容介会長、以下、スムストック)は8月31日、記者会見を開催し2021年度(21年7月~22年6月)の実績と22年度の事業計画などを説明した。

21年度のスムストック成約数は1858棟(対前年度比3・3%減)となり、2年ぶりに減少した。ただし、21年度の成約数は過去最高を記録した20年度に続き過去2番目に多い成約数を達成しており、右肩上がりをキープしている。

成約数の減少に伴い、重要指標とする捕捉率(推定流通数に占めるスムストックの割合)も1ポイント減の約16%となった。

堀内会長は、捕捉率向上の対応策として、これまでの仲介モデルに加えて既に売りに出されている自社物件を買い取り、スムストックとして販売する買取再販モデルにも力を入れる考えを示した。

このほか、売主(物件所有者)への情報発信を強化して販売物件の充実を図る。

2022年09月06日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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