21年11月の受注詳報=戸建て・注文が軒並みマイナス、支援策ない「空白期間」は予想通り苦戦

国内経済は徐々に回復の兆しが見え始めているが、住宅市場は冷え込んだまま――。

受注速報値の詳細を公表する主要住宅企業8社の2021年11月の戸建て・注文住宅の受注状況(金額ベース、対前年同月比、積水化学工業住宅カンパニーは棟数ベース)は、全7社が対前年同月を下回った。

住宅取得支援策のない空白期間のマイナスは「あらかたの予想通り」との見解を示すものの、新型コロナ新規陽性者数が急増した8、9月以降の展示場集客の低調ぶりや、木材や鋼材をはじめとする資材価格高騰、旺盛な分譲住宅需要で減少する注文住宅適地など、好転の兆しは見えない。

2021年12月16日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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