2020年01月14日 |

ミサワホーム(東京都新宿区、磯貝匡志社長)は、邸別換気量設定機能を搭載した「フロアセントラル換気システム」を開発し、今月から販売を開始した。
それぞれの建物の規模に合わせて最適な換気量で運転を行うため、不要な電力消費を防ぐとともに、冷暖房負荷低減や気流による不快感の低減、快適性の向上などにつながるという。
戸建住宅は、1時間に居室の容積の0・5回以上の換気量を持つ機械換気設備の設置が法律で義務づけられている。
必要な換気量は建物ごとに異なるが、一般的に流通している換気システムでは細かい換気量設定ができなかったという。
そのため、必要換気量を満たすために過剰な換気量を持つ機器を搭載しなければならず、省エネ性や快適性が損なわれるケースもあったとする。