YKKAP、省施工や耐風仕様を強化=労働力不足や台風対応で

YKKAP(東京都千代田区、堀秀充社長)は12月23日の記者懇親会で、2020年の国内事業を「省施工」「防災」「省エネ」「耐震」をキーワードに進めると発表した。

「省施工」では今後のさらなる高まりが予想される労働力不足への対応を目的に、従来品から施工性を高めた製品の投入を図る。

「防災」では、標準仕様より耐風圧性能が高い〝耐風仕様〟の住宅用窓シャッターの販売を新築・既存の両市場で強めるほか、昨年の発売で耐風圧性能と水密性能が同社窓製品の中で最高のアルミ樹脂複合窓「エピソードNEO―R」の拡販を進める。

施工性を高めた新製品の投入は、主にエクステリア製品が中心。堀社長による方針説明後の質疑応答で、住宅産業新聞の質問に対し水上修一執行役員開発本部長が答えた。「エクステリア系の商品は部材も多く、(製品を地面に固定するため)土工事を必要とするものも多い。そこに対しての省施工」(水上開発本部長)とする。

2020年01月15日付9面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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