2019年04月02日 |

ヤマダホームズ(群馬県高崎市、増田文彦社長)は20日、高品質木炭塗料と通電する特殊壁紙、微弱電流発生装置などによる室内空気質改善システム「ウェルネスエアー」に、スギ花粉を低減する効果が、研究者による評価実験で確認できたと発表した。
これまでも産学官共同でウェルネスエアーの健康・快適効果として、身体の免疫機能を司るNK(ナチュラルキラー)細胞の活性化効果などを実証してきたが、スギ花粉の低減効果も加えて、同社住宅の健康・快適性能の訴求力強化につなげる。
ウェルネスエアーは、調湿や消臭、揮発性有機化合物(VOC)分解効果などを持つ特殊な木炭塗料を壁や天井に下地材として全面塗布し、そこに、空気イオン改善装置から微弱電流を流して天井や壁面をマイナス帯電化させる。
すると、空気中の匂いや化学物質、ハウスダスト、プラス荷電粒子が天井や壁面に引きつけられ、室内のマイナス荷電粒子の割合が高まる仕組みだ。