2019年04月01日 |
大建工業(大阪市北区、億田正則社長)は今月末、日南町森林組合(鳥取県日南町、平田広志組合長)、オロチ(鳥取県日南町、森英樹社長)、越井木材工業(大阪市住之江区、越井潤社長)との4社合弁で、単板積層材LVL用単板の防腐・防蟻処理を手掛ける加工会社「日南大建株式会社」(以下、日南大建、資本金3千万円)を設立する。
会社立ち上げ時の日南大建は所在地をオロチ本社に置く。各社の出資比率と主な担当事業は、大建工業70%・販売、オロチ14%・製造および販売、日南町森林組合10%・原木調達、越井木材工業6%・技術指導および販売。
日南大建では2020年春の竣工を目標に、LVL用単板に防腐・防蟻薬剤を注入するための加工設備を備えた工場を日南町に新設する。
大建工業は日南大建のさらなる展開として「将来的には不燃LVLや不燃木材に関する設備の導入も検討する」と説明している。