2019年03月22日 |

日本ユニシス(東京都江東区、平岡昭良社長)は、インターネット上において住宅探しを支援する住宅展示場サービス「マイホーム マーケット」を2018年3月に開設。これまで月平均約3千人、多い月で約1万人超の購入検討者やハウスメーカーの営業担当者がアクセスしている。
住宅展示場を中心とした住宅販売に代わり、バーチャルリアリティ(VR)技術を利用することで、(1)いつでも住宅の内覧ができる(2)価格のシミュレーション機能により価格の透明性を図る(3)規格住宅による商品の明確化――などをしているのが特徴だ。
同展示場サービスは、20歳代後半から30歳代前半を中心とする共働き世帯に訴求しており、ハウスメーカーにとっては集客システムとして利用できるほか、契約までの商談期間を短縮できる利点がある。
今後は、建物のデザインや機能性だけではなく、購入者が住みたい場所とのマッチングなどもテクノロジーを使って提供していきたい考えだ。