2018年12月20日 |

大和ハウス工業は、住宅や建築に関連して発生する代金について、来年4月1日から手形での支払いを廃止し現金払いに一本化する。
手形払い額は、月間約340億円にも及ぶが、「われわれにとって、重要なステークホルダー(利害関係者)でもある協力業者の資金繰りの改善につなげる配慮」(同社)としている。
同社と大和リースのグループ2社が業務を委託している、すべての協力業者が対象。国が進めている、下請け業者との請負契約の適正化にも則った施策となる。グループの事業規模も拡大し、現金化に伴う資金負担が許容できる状況になったとの判断による。