2017年08月31日 |
大手ハウスメーカー10社で構成される「優良ストック住宅推進協議会」(会長=和田勇積水ハウス会長兼CEO)は、23日の理事会で一般社団法人への移行を決議した。10月2日に設立する予定。また、その一環として、国土交通省による既存住宅の表示・登録制度「安心R住宅」に登録を申請する。同協議会メーカーが供給した既存住宅「優良ストック住宅」(スムストック)を拡大することが目的。23日に会見した和田会長は、安心R住宅において「(スムストックが)先導役として、国を引っ張っていきたい」とし、スムストックの知名度向上につなげる考えを示した。また、昨年から実施している住宅展示場などで新築との共同イベントにおいて、営業現場へのアンケート結果から、スムストックが新築営業での差別化要因となっており、同協議会では今後も共同イベントを継続する意向だ。