2017年07月06日 |

積水ハウスは、賃貸住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)化を本格化する。金沢市内において、全国初となる全住戸ZEH基準の賃貸住宅を8月1日に着工し、2018年1月21日に完成する予定だ。同社は戸建て供給のZEH比率が74%となっており、大手住宅メーカーの中でトップの水準。石田建一常務執行役員は「(ZEH賃貸住宅の)マーケットを創る」とし、近く東京でも全戸ZEHの賃貸住宅を供給する見通し。同社は、将来的に賃貸住宅においてもZEH化が進展する可能性があるとみており、戸建てと同様に早期に取り組むことで市場開拓とノウハウを構築し、土地オーナーへの賃貸住宅提案時の差別化につなげる。