住宅企業11社の受注額速報、9月は比較的堅調に

9月の住宅企業11社の受注額速報は、8社がプラスとなった。9月の受注状況は比較的堅調で、特に大和ハウス工業と三井ホームがそれぞれ二ケタ増となった。大和ハウス工業は金額が大きな商業建築が全体の水準を引き上げたが住宅もプラス。三井ホームはボリューム層である土地無し顧客の受注が増えたことで、3割超の大幅増だった。住宅展示場来場者数は全国的な天候不順でマイナスとなった。一方、3月期企業7社の上半期(4~9月累計)は、大和ハウス工業と三井ホームを除いてマイナスだった。大和ハウス工業は戸建住宅と集合住宅、商業建築の好調さが、三井ホームは9月単月の回復がそれぞれ影響してプラスとなった。また、上半期の住宅展示場来場者数は、全体的には横ばいや微増・微減が目立ち、前半は好調だったものの8月、9月の低迷が影響したかっこうだ。

2016年10月20日付2面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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