ポラテック、「重ね梁」を採用した木造倉庫を建築

ポラテック木造住宅事業部はこのほど、太陽光発電システムをはじめ住宅設備機器の販売施工を手がけるビル技研(千葉県野田市、佐用港社長)から受注した木造倉庫兼事務所(2階建て、建築面積155・22平方メートル、延床面積282・28平方メートル)を上棟した(12月竣工予定)。同建物には、ポラスグループが自社の建築技術訓練校(埼玉県越谷市)に採用した独自開発の大断面部材「ポラスフレームシステム/合せ梁・合せ柱・重ね梁」のひとつである「重ね梁」が採用され、10メートルスパンの無柱空間を実現した。低コスト、大断面集成材と同等の構造性能、容易な運搬と現場施工性などを特徴とする同システムだが、今回の倉庫建築では、工場における組み立て工期を予定よりも4日も早められ、現場の施工性だけでなく工場での組み立て期間短縮という新たなメリットも創出した。

2016年10月20日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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