2015年04月06日 |

新築住宅の供給と同時にインテリア家具も販売し、施主との結びつき強化のきっかけに――。
東京都内で3月末、地域工務店とインテリア家具を結び付ける説明会や発表が相次いだ。同月25日、オンラインビジネスを展開するエンファクトリー(東京都渋谷区、加藤健太社長)が、インテリア・家具の作り手などと事業者をマッチングさせるプラットフォーム「TUKURITTE(ツクリッテ)」の立ち上げを発表。26日には一般社団法人わざわ座(事務局住所・東京都東村山市、小泉誠代表理事)が、デザイナーの設計図を基に会員工務店が家具を作り新築の施主に販売するプロジェクト「大工の手」の決起集会を行った。
「ツクリッテ」は外注・「大工の手」は内製と手法は異なれど、地域工務店が本業の戸建て供給以外に施主に物を販売、喜ばれるきっかけを作れる点は同じ。両取り組みとも事業の付加価値アップとして活用することができるだろう。