2018年10月17日 |
住宅金融支援機構は、2018年度第1四半期(4―6月期)の個人向け住宅ローン新規貸出額と貸出残高の調査結果を公表した。
それによると、住宅ローンの新規貸出額は前年度比4・2%減の4兆7644億円と17年度第1四半期に続いて前年同期実績を下回った。
金利は、16年に入って下降し、同年4―6月期のフラット35の金利水準は融資率9割以下の最頻値が1%を割り込む直前の下降傾向の最中だった。そのため固定金利商品が人気になっていた。その結果、翌17年度同期は前年同期比でマイナスとなったが、18年度同期はさらにそれを下回ったことになる。