2014年08月08日 |
タカラスタンダードは、東北地方の商品流通の拠点となる「東北物流センター」を宮城県名取市内に新設した。
旧東北物流センターに隣接しており、規模は約3倍に拡張され、国内では4番目の規模になる。福島県郡山以北の東北エリアを範囲に、東日本大震災の復興需要やマンションなどに対して、安定的な商品供給を担う。
新しい東北物流センターは、これから本格化する東日本大震災の復興需要に対して、安定した商品供給を行うには従来の物流センターではさばききれないと判断したため。倉庫機能は従来の3倍となり、災害公営住宅などの大量の商品を一度に供給しなければならない物件などにも対応可能となる。
このほか、長期化が予想される復興需要に加えて、東北エリアでの販売数量の好調な伸びも物流センターを新設した要因のひとつとした。「東北の地に根ざした事業を展開」(渡辺岳夫同社社長)する。