2024年08月19日 |
タカラスタンダード(大阪市城東区、小森大社長)の2025年3月期第1四半期決算は営業利益が前年同期比15・4%増の30億9700万円、売上高が0・1%増の573億1800万円だった。
増益は、23年4月からシステムキッチンと洗面化粧台、同8月からシステムバスで行った値上げの浸透効果(27億円)と在庫削減を中心とする合理化・コストダウン効果(6億円)の合計が、原材料などの仕入れコストの増加(マイナス17億円)を上回ったことが大きく寄与した。また、営業利益率は0・7ポイントアップの5・4%に高まった。