2022年08月19日 |
タカラスタンダード(大阪市城東区、渡辺岳夫社長)が2日に発表した2023年3月期第1四半期決算は、営業利益が前年同期比13%減の32億円だった。
売上高は9%増の543億円で第1四半期業績として過去最高を更新した。減益は同社を支えるホーロー製品の主要資材である普通鋼鋼板と、ステンレス鋼板の調達価格高止まりが主要因で、営業利益毀損額13億円の約半分が普通鋼とステンレスの調達価格上昇による。
記録的な増収の市場分野別増加率は「リフォーム」10%程度、「新築住宅(戸建て+マンションの合計)」10%程度。「新築住宅」は『戸建て』『マンション』とも売上げを伸ばした中で「特に『戸建て』の伸びが大きかった」と同社は説明している。