2020年06月03日 |
ケイミュー(大阪市中央区、木村均社長)は戸建住宅の長寿命化に貢献する「通気下地屋根構法」を開発、3月から施工事業者へのPRを進めている。
同社によると、一般的なスレート屋根の標準的な工法は約30年で下葺材や下地材の点検・交換などのメンテナンスが必要になる。
これに対し「通気下地屋根構法」は「外皮内部で空気を自然循環させて木材の劣化を抑制することにより下地の耐久性を80年まで延ばす」(ケイミュー)ことを目指して開発された。
このほか、台風などによる被災で屋根材本体が破損した場合にも、「通気層から速やかに雨水を排出できるため、補修までの雨もれを抑制できるといったメリットも有している」という。当該構法を採用できる対応商品は「カラーベスト」および「グランネクスト」の一部仕様となっている。