2014年07月17日 |
全国中小建築工事業団体連合会(全建連、藤本高信会長)は15日、全国の地域工務店を利用対象に全建連が開発した木造軸組工法の注文住宅ブランド「ZENN」提供プロジェクトの概要を発表した。
構造躯体に国産ムク材50%以上・認定長期優良住宅仕様・一部構造材の現し意匠――を利用条件とする『ZENN標準プラン』のパッケージを、プロジェクト入会事業者に提供する。エンドユーザーに対する延床面積30坪標準プランの建物の想定販売価格は1500万円(税別)以下。入会事業者は標準プランに地域性や独自性を反映させ、自社仕様のZENNとして販売可能。商談のその場で見積り提案ができるシステムや説明用パンフレットなどの支援ツールも提供される。
全建連では28日から入会受付を始め、今後各地で説明会を実施する。入会は来年6月までに100社、3年後に1千社を目指す。モデルハウスを埼玉、神奈川、徳島に建て見学会も行う方向だ。