2025年12月01日 |

京王電鉄(東京都多摩市、都村智史社長)が新築分譲マンション事業を拡大する。自社ブランド「HAMMONS(ハモンズ)」を新たに立ち上げ京王線沿線でグループの自社物件供給を増やす。
これまで自社ブランドで供給したグループの新築分譲マンションは2007年の1棟のみ。グループとして不動産事業を24年度実績の476億円から今年度は1・7倍の819億円に増やし、30年度までにさらに拡大させる方針だ。
京王グループは今年度開始の新中期経営計画(30年度まで)で30年度以降に本格化する都内新宿の大規模再開発に必要なキャッシュの原資を成長分野と位置付けた京王線沿線の「まちづくり」とホテル事業が軸の「新規投資」から創出する方針を掲げており、自社ブランド立ち上げはこの一環。








