ナイス事業方針、今期の戸建て販売規模2倍に=マンション販売は2016年度以降全て免震で

すてきナイスグループ(神奈川県横浜市、日暮清社長)はオリジナル戸建住宅ブランド・パワーホーム(木軸金物工法による企画型、パワーホームの派生型を含む)と分譲マンションの各事業で、(1)パワーホームは今期の国内販売数として前期から約2倍の600戸規模(2)マンションは2016年度以降に全物件を免震マンションで販売――を実現させる。
11月25日に行った2015年3月期第2四半期決算業況説明会で方針を発表した。戸建ての販売規模拡大は、(1)マンションよりキャッシュフロー上有利でかつ市場変化に対応しやすく事業リスクが低い(2)グループで扱っている既存商材を活用できることによる販売上の相乗効果(3)グループの資材配送網を使うことで生じる収益増――などのメリットを生かすためで、戸建事業の売上を増やし経営基盤をより安定化させることが狙い。
このうち戸建事業は同25日、ホウ酸で防蟻処理した沖縄型パワーホーム販売の合弁会社を沖縄で開設した。ホウ酸による防蟻処理は今後、グループが供給するパワーホームに拡大させる意向だ。

2014年12月04日付3面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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