2024年03月27日 |

日銀の金融政策決定会合が18・19日に開かれ、マイナス金利政策を解除する方針を決定した。
金利上げは2007年2月から17年ぶり。金利のある「普通の金融政策」(植田和男総裁)になる。賃金と物価の上昇を確認し、安定的な2%の物価上昇の見通しが一定程度たった結果とし、大規模金融緩和を終えるタイミングと判断した。
長期金利をゼロ%程度などに抑える長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)も終了する。
ただ、植田総裁は「当面、金融緩和的な環境は継続する」とも語った。