2022年07月19日 |

木材活用に力を入れる大手注文住宅メーカーによる非住宅分野での木造化・木質化の実績が増えている。
住友林業(東京都千代田区、光吉敏郎社長)は上智大学の新校舎を木造耐火構造で建築。構造から内装・外装まで、木材をふんだんに取り入れた。
三菱地所ホーム(東京都新宿区、加藤博文社長)は、新オフィスの内装に、国産材を中心とした木材を積極的に採用した。
木質化の効果は、炭素固定による環境貢献だけでなく、癒しや集中力向上などの効果もあるという。
住宅メーカーは教室やオフィスなど、「人が長時間過ごす場所こそ木質化に適している」と、提案、取り組みを強めている。