2014年09月19日 |
一般財団法人日本不動産研究所は10日、2014年上期の「住宅マーケットインデックス」を公表した。
それによると、マンション賃料は都心5区、東京23区の大型タイプ(専有面積80平方メートル以上)が新築・中古(築10年)とも3期連続で上昇した。一方、マンション価格は、新築が都心5区の全タイプ、東京23区の大型と小型タイプ(同40平方メートル未満)で下落した。大型では、単価の高い物件が減少した影響で下落に転じた。
また、中古は大型を除いて、おおむね上昇傾向が継続した。
新築マンション賃料は、都心5区で大型が前期比6・9%増の1平方メートル当たり5213円、標準(同40平方メートル以上80平方メートル未満)で2・8%増の4301円、小型で0・7%増の4320円だった。東京23区では大型が4・4%増の4495円、標準が0・7%減の同3212円、小型が0・6%増の3608円で標準で下落した。