2014年12月22日 |
アサカワホーム(東京都立川市、細渕弘之代表)は大宮支店(埼玉県さいたま市)の敷地内で5日、工場生産のモジュール化したユニットパネルを使う開発中の新工法「ユニットパネル工法」の検証でモデルハウスの上棟見学会を行った。
工期を一般的な木軸住宅(延床面積30坪)の約90日から約60日に圧縮させることが同工法開発の主な目的。今後、同社販売の分譲物件1棟にテスト導入し、結果を踏まえ取り扱い工法として早期にラインアップする。同工法を用いた2階建て木造住宅商品として第三者機関から、耐震等級3相当の「構造検討書」の発行対象となる取組みも行う方向だ。
現在、住宅建築業界では、構造的な就業人口の減少傾向がここにきて加速し始めたところに、消費増税前の駆け込みで積み上がった受注残を期日前に完工させる必要性が加わるなどで、大工職不足が恒常化しつつある。