福島県富岡町で災害公営住宅第2期工事開始、集合住宅を積水ハウスが設計・施工

2011年3月の東日本大震災からもうすぐ6年。福島第一原子力発電所事故により避難指示区域に指定されている場所では、事故当時の状況から時が止まったままのところも多い。だが、困難な状況の地域においても、少しずつではあるが着実に復興の灯火がともり始めている。4月の避難指示解除に向け住民の受け入れ先を整備している福島県富岡町で災害公営住宅の第2期工事が始まった。
福島県富岡町は18日、災害公営住宅の第2期工事の起工式を行った。第2期は単身者を受け入れる集合住宅で、曲田地区において8月までに重量鉄骨3階建ての40戸(2DK13戸、2LDK27戸)を、12月までに栄町地区において重量鉄骨4階建て50戸(2DK31戸、2LDK19戸)の合計90戸を完成させる予定だ。それぞれ住戸分の物置、駐車場、駐輪場を設置する。
設計・施工・工事監理を積水ハウスが担当し、いずれも型式認定を受けた重量鉄骨βシステムを採用することで「均一かつ良好な品質確保と建設期間の短縮を図る」(富岡町)とした。また、震災の教訓を生かして、避難所にもなる屋上広場や談話室での備蓄スペース、共用部の電源確保用の太陽光発電システムを設置する。

2017年01月26日付1面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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