2016年05月30日 |
大手ハウスメーカーの海外進出が広がりをみせている。これまで海外進出に慎重だった旭化成ホームズは台湾でのマンション開発を検討。また、ミサワホームはオーストラリアでの戸建住宅の試行棟を施工、販売した。今年度からは本格的な展開へ向けた検討を開始する。一方、マレーシアで戸建住宅を販売するパナホームは、7月にもインドネシアで新たに現地資本との合弁会社を設立する。建設経済研究所の予測では、国内住宅着工戸数が2026年度から50万戸台に落ち込むとしており、海外住宅市場へ新たな成長を求める動きといえる。