建築基準法見直し、先週から全国の設計施工者などヒアリング

国土交通省が検討している建築基準法改正について、一般からの意見募集を行う方針を明らかにした。見直しに当たっては、前原国交相が①迅速化②簡素化③厳罰化–の3つの方針を打ち出している。先週から全国で設計施工の実務者や設計審査担当者などに対しヒアリングを開始。さらに、一般からの意見募集を行い、「(前回の建築基準法改正で)現場からの不満の声をいただいているので、今求められる基準法のあり方をしっかりと提示」(馬淵副大臣)するとした。また、野党時代の民主党が規制色の強い基準法改正案を国会へ提出していたが、今回の見直しに際しては、「市場や業界が混乱するのは避けなればならない」(同)とし、激変緩和措置も含めて検討する。

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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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