2050年に面積小さい住宅需要増、既存ストック活用し対応策を

住宅需要は世帯数の減少により将来的に減り、空き家が増え、世帯規模の縮小で面積の小さい住宅の需要が増加――。

国土交通省の国土審議会政策部会長期展望委員会(委員長=大西隆東大大学院教授)は2月22日、国土の長期展望に対する中間とりまとめを公表した。それによると、総世帯数は2015年の5060万世帯をピークに減少し50年には4206万世帯となる一方、空き家数は08年の756万8千戸から50年に896万~1548万5千戸と推計した。

全ての世帯が誘導居住水準を満たす面積の住宅に住むと仮定すると、150平方メートル以上の大きい住宅で需要よりストックが多くなると指摘。中間まとめでは、既存住宅の有効活用を含め需給のミスマッチの解消など質を含めた対応策を検討する必要があるとした。

2011年3月2日付け7面から抜粋

住宅業界の幅広いニュースをお届けします
毎週じっくり読みたい【定期購読のご案内
今スグ読みたい【電子版で購読する

この記事のキーワード

こんな記事も読まれています

記事をシェアする

ほかの記事も読む

住宅産業新聞社からのお知らせ:弊社著作物の使用に関するお願い
2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

最近の特集企画

最近の連載

住宅産業新聞社からのお知らせ

見本紙をダウンロード

ホームページから見本紙がダウンロードできます。定期購読や広告出稿を検討している方は、こちらからご確認ください。

ファイルサイズを小さくするため、見本紙では画像を圧縮しています。パケット通信料金定額制プランに加入していない携帯電話やスマートフォンなどを利用している方はご注意ください。

見本紙をダウンロードする
(ファイルサイズ:25MB)