2014年10月21日 |
家庭用燃料電池「エネファーム」が2014年9月、発売開始から5年で累計販売台数10万台を突破した。
10万台突破記者発表会で、戸邉千広経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部燃料電池推進室長は「電力やガスのシステム改革によって、業界の垣根がなくなる。エネファームを有力な武器として、総合エネルギー企業としてさらに飛躍することを期待している」とあいさつした。
エネファームは1981年に国内での開発がスタートした。2005年から08年までの4ヵ年・3千台以上の大規模実証事業を経て、09年に一般発売された。発売以降は、高効率化や小型化、マンション向け、停電時の運転対応などの新商品開発が続いている。現在、パナソニックや東芝など4社が製品を製造する。