日本板硝子は、中国市場向けLow―E(低反射)省エネガラスの生産能力を拡大すると発表した。同社と同社グループの上海燿華ピルキントン社(以下、SYP)は、SYPが投資・運営する中国天津市の合弁会社の既存フロートラインに、Low―E膜を形成するオンライン・コーティング技術を付加する。さらに、既存ラインの隣接地に同様のフロートラインを増設する計画にも合意しているという。
投資総額は約45億円になる見込みだ。
フロートライン増設に伴い、投資対象となる合弁会社は持分の約45%を保有する予定となり、日本板硝子の持分法適用会社となる。