2023年07月03日 |
スガツネ工業(東京都千代田区、菅佐原純社長)は5月、スイスの建具金物メーカーであるハワ・スライディング・ソリューションズ社の遮音引戸金物「ACシリーズ」の扱いを始めた。
ACシリーズは閉じた引戸の上下左右の四方をシーリングする構造を採用していることが特徴。スガツネ工業によると、ハワ社が試験で約75デジベルの音量がある空間を、同シリーズを採用した引戸で閉めたところ、マイナス28デジベル減の約47デジベルに音量が下ったという。
通常の引戸金物を使用した引戸と比べた際の減少量は16デジベル。「人は10デジベル減少すると音量が半減したように感じると言われている」(スガツネ工業)。高い遮音性のほか光やニオイ漏れも軽減できる製品として訴求していく方針だ。