新日軽は、モダンなアルミインテリア建材『ビュライ』に、可変間仕切壁「スタイルシフトウォール」を追加して10日から発売する。
スタイルシフトウォールは、家族のライフスタイルやライフステージに合わせて、柔軟に間取りを変えることができる。天井と床に取り付けた専用ランナーに間仕切りパネルをはめ込むだけなので、短時間で容易に間取り変更が可能だ。同社は、長期優良住宅の柱の一つとして有効なアイテムになるとして、ビルダーや工務店への提案営業を積極的に展開する。
同商品は新築とリフォームのどちらにも対応する。通常の間取り変更工事と比較しても、短期間で工事が完了し、また、壁を壊すことによる廃棄物を大幅に抑えられるなど、コストパフォーマンスに優れている。
パネルは、透光性や遮音性、出入りに便利な建具付きなど5タイプを用意した。納まりは間仕切壁、袖壁、独立壁の3パターン。価格は15万6450円(シースルー引戸パネルタイプ)から。
スタイルシフトウォールで採用した技術は、同社と積水ハウスが共同開発(特許出願中)したもの。同商品は、2008年8月から、積水ハウスが建築・販売する戸建住宅向けに先行して納入(商品名「マドリング・ライフ」)している。