2021年03月10日 |
タカラスタンダード(大阪市城東区、渡辺岳夫社長)は2月22日、台湾の現地販売店とオンラインによる「台湾タカラ会」を開催した。台湾タカラ会は2018年から実施しており、オンラインでの開催は初めて。会では、タカラスタンダードが日本と海外における同社の業績を説明したほか、約30人が出席した台湾の現地販売店と製品などに関する意見交換を行い、現地販売店と親睦を図ると同時に事業連携の絆を深めた。タカラスタンダードは5年ほど前から台湾の販売に本腰を入れており、21年3月期第3四半期における台湾の売上高はまだ母数が小さいながら、前年同期比70%増と「非常に好調」(タカラスタンダード)だった。同社は中長期施策で台湾を含む海外事業を収益に本格的に貢献する水準まで引き上げる方針を示しており、過去の住宅産業新聞の取材で、海外でのアッセンブリー工場設置や、海外向けの製品開発を視野に入れていることなどを明らかにしている。