新型コロナウイルス感染拡大、LIXILグループ「リフォーム受注に影響」と=パナソニック、通期予想を下方修正

LIXILグループ(東京都江東区、瀬戸欣哉社長)は1日、日本での新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月の国内商品出荷の販売額が前年同月比10%減になったとし、理由の一つに「都市部の建設現場における工事の中断発生」を挙げ、今後、この状況が同社の事業に影響を及ぼす可能性があることを明らかにした。また、リフォーム向け商品は居住中の住宅の内部で施工されることが多いことから「社会的距離の確保が必要とされる状況において足元の受注に影響が出始めている」とし、5月中旬以降の業績への影響を注視する必要があると説明した。

パナソニック(大阪府門真市、津賀一宏社長)は4月27日、2020年3月期通期連結業績予想の売上高を3・2%(2500億円)下方修正すると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で「外出制限などに伴う市況悪化による販売減少や、部品調達難などに伴う工場の停止・稼働率低下による販売機会の損失」(パナソニック)などが発生したことなどを理由とした。

2020年05月14日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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