ノーリツ、「給湯器事業、続ける使命」と=國井社長が構造改革の背景説明、国内事業の問題に対応し未来を切り開く一歩に

國井社長國井社長

ノーリツ(兵庫県神戸市)の國井総一郎社長は7日に帝国ホテル大阪で行った「2020年度関西ノバノ会総会 ノーリツ方針発表会」の中で、昨年11月27日に適時開示情報「国内事業の構造改革の実施及び2020年12月期における特別損失計上見込みに関するお知らせ」を公表した背景について、「当社の給湯器(事業)が止まると2千万世帯が困る。この給湯器事業を続けていく使命がある。バス・キッチンの事業を続けていくと10年後、20年後にはそれができなくなる。次の世代につなげるため事業撤退と希望退職を募った」と説明した。

方針発表会における國井社長の発言の概要は次の通り。(カッコ内は住宅産業新聞による意味の補足)

昨年の11月27日に(適時開示情報を)発表し社の内外に激震が走った。自分が行くところ行くところで、さまざまなご意見、苦情、ごく一部の激励をいただいた。しばらくそのような状況が続くと思っている。10年後、2030年に振り返ってみたとき、今年はノーリツが変わった年としたい。

国内事業の状況を10年スパンで振り返ってみたい。(投影資料を示しながら)売上げと営業利益は右肩下がりで過去の延長線上に未来はない、今の事業構造ではダメだということが言える。

2020年02月13日付4面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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