2020年02月14日 |
LIXIL住宅研究所(東京都江東区、加嶋伸彦社長)は10日から、2018年7月に発表したコンセプトホーム「人生100歳の未来住宅~五世代」をベースとしたレジリエンス住宅をWEB限定で販売するなどの事業強化について発表した。
同社は現在、ブランド再構築などを含む中期方針を行っているが、新たに①BIMの導入②断熱性能の強化③感染症予防などの健康対策④災害対応――などを含めた「広義のレジリエンスに取り組む」(加嶋社長)、としており、従来にないプラットフォームでの事業展開を目指していく。
18年度における同社の契約棟数は4003棟だったが、中期的には5千棟を目指す考えであり、7日に記者会見した加嶋社長は「レジリエンス住宅を販売するというよりは、当社の商品にレジリエンス機能を付けるなど、これまでの延長線上でない部分での商品開発に取り組んでいきたい」と語っている。