2019年11月13日 |
LIXILグループ(東京都千代田区、瀬戸欣哉社長)の2020年3月期第2四半期決算の最終損益は前年同期の86億円の赤字から231億円の黒字へ改善した。
日本事業の好調さと、子会社株式・関連会社株式に対する持分の売却益125億円計上が主要因。日本事業はビルディングテクノロジー事業以外の全事業が増収増益。
海外事業は、為替の影響で売上高は2%減となったものの、事業利益については(1)マーケティングの後ろ倒しによる販管費低下(2)利益率の高い製品の販売率が向上――で12%増となり、減収増益だった。
10月31日の決算説明会の中で瀬戸社長は中国の好調さに言及し「中国国内では我々が一番伸びたのではないか」と述べた。