2019年01月25日 |

アキュラホーム(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)は、昨年7月から一般公開を開始した「ヒルサイドテラス若葉台」(東京都稲城市・全51棟)を皮切りとして分譲住宅事業に本格参入している。
同社の分譲事業は「分譲後10年、20年が経過し、住む世代が変わっても豊かな暮らしが継続して行われるような環境を土地から提供することが大切」(まちづくり推進部・中道弘敬部長)というのが基本的な考えだ。
同社の注文住宅で培った家づくりを生かした土地の切り方や土地空間の創出にも重点を置いた分譲住宅を目指していく。また住民同士がコミュニケーションを図れるような仕掛けづくりを行うことで差別化を図る。
今後は注文住宅事業との相乗効果を考えながら、分譲住宅需要が旺盛な首都圏を中心に展開していく計画であり、2020年メドに同社住宅供給量の1割に相当する200棟の供給を目標として事業の推進をする考えだ。