2016年12月16日 |

YKKAPは12日、既存アルミ窓商品『エイピアJ』と同等価格でLow―E複層ガラス仕様の際に熱貫流率2・33(H―5)を実現する複合窓『エピソードNEO(ネオ)』を、2017年4月3日から東日本および九州、同6月5日から西日本で発売すると発表した。自社アルミ窓からの切り替え需要獲得と共に窓市場のシェア拡大につなげる。YKKAPの堀秀充社長は12日に行った『エピソードネオ』の発表会で、開発の背景に建材流通店から同社の窓商品として、樹脂窓のほか、アルミ窓と同等価格のノックダウン式複合窓を扱いたいと強い要請があったことを挙げ、20年に向けた同社の高断熱窓(樹脂窓および複合窓)拡販戦略は樹脂窓『APW330』と複合窓『エピソードネオ』が「主力商品」と説明した。来年秋口には防火仕様のラインアップ充実を予定している。