2016年08月12日 |

東京の東急田園都市線・桜新町駅から徒歩20分、閑静な住宅地「深沢」に2015年10月、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の分譲住宅「リストガーデン・オーレリアン深沢」(東京都世田谷区、全5棟)を竣工、販売したリスト(神奈川横浜市、北見尚之社長)。今年度からZEHビルダー登録制度が始まり、一般ユーザーへも徐々にZEHの認知が広まり始めたところだが、昨年の今頃、分譲住宅の購入検討者がZEHに関心を寄せることは、ほぼなかったのではないだろうか。そうした中、同社はオーレリアン深沢の全5棟のうち4棟を夏から年末までの5ヵ月で契約済みにし、残る1棟も年明けの3月上旬に販売を終えた。同物件は全国住宅産業協会(神山和郎会長)の優良事業表彰を受けた。同物件の販売担当だったリストインターナショナルシティ・販売営業部の赤間遼太氏は「モデルハウスへ集客するまでが大変だった」と話す。しかし、大変だったのは集客だけではなかったようだ。