2016年08月15日 |
三協アルミは高耐久性と清掃性などを特徴とする複合窓「アルジオ」を強化する。今秋をメドに、防火仕様を新たに追加すると共に窓種の追加とラインアップ拡充を行う。2020年に向け新築戸建住宅事業者は省エネルギー基準適合義務化への対応が必須となっており、加えてネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)をラインアップに加えるかどうかの判断を迫られている。このため三協アルミは複合窓の主力商品「アルジオ」にテコ入れし、現在、都市部の防火地域で主に採用されているアルミ防火窓から複合防火窓への切り替え需要のキャッチアップを図る。また、「アルジオ」の非防火仕様の窓種追加および既存窓種のラインアップを拡充し非防火エリアにおける「アルジオ」の導入意欲を喚起する。一連の施策により15年度出荷実績でアルミ窓55%・複合窓38%・樹脂窓7%の構成比を、20年度までに複合窓50%・アルミ窓35%・樹脂窓15%とする方針だ。