2014年06月20日 |
一般社団法人太陽光発電協会(略称=JPEA、代表理事=下村節宏・三菱電機取締役相談役)は、2013年度(13年4月~14年3月)の国内の太陽電池出荷統計をまとめた。
モジュール総出荷量は12年度比で約2・2倍の約8・62ギガワットで過去最高を更新した。住宅用途向けは約2・36ギガワット(同26・6%増)と堅調な伸びとなっている。12年7月に開始した固定価格買取制度(FIT)の影響で、国内の太陽電池市場は活況が続く。買取価格が約1割減額された13年度も勢いは衰えず、FIT開始から13年度末までの1年8ヵ月間で、同制度の認定発電設備容量は約39ギガワットとなった。
これを受け、下村代表理事は「2020年の国内累積導入量50ギガワットは確実」との見通しを示した。