2014年06月18日 |
国土交通省は4日、2014年3月末現在の建設業許可業者数調査の結果を公表した。
それによると、大臣や都道府県知事の許可業者として営業している全国の大工数は、前年比1・6%増の6万6630業者となり、4年ぶりに増加した。個人で仕事を請け負う「一人親方」は5年ぶりに増加し、減少傾向が一服した。
ただ、資本金1千万未満の中小事業者は11年連続で増加しており、大工の法人化傾向に大きな変化はみられない。
建設業許可業者数調査は、同省が28業種に分類し、全国の建設業法に基づく許可業者数を毎年3月末時点で集計したもの。大工許可業者は、都道府県内のみで業務を行う知事許可が96・6%と大部分を占めている。