国土交通省の住宅ローン調査=既存向けが初の2割超え、21年度の新規貸出

国土交通省が実施した民間住宅ローンの実態調査によると、最新の2021年度の個人向け住宅ローンの新規貸出額は、20兆7948億円となった。

前年度は19兆8137億円で、前年度から9811億円増加している。

貸出残高は、191兆5725億円で、前年度の181兆6501億円から9兆9224億円増加した。

新規貸出額は年度により、増減があるものの、貸出残高は増加傾向を見せている。住宅新規貸出額のうち、既存住宅向けがじわじわと増加しており、初めて2割を超えた。住宅需要は堅調で、地価や住宅価格が上昇している中、賃金の伸び悩みといった経済環境もあり、既存住宅への抵抗感は年々低下しているとみられる。

2023年04月18日付5面から抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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