2023年04月26日 |
住宅金融普及協会は2023年度、住宅ローン利用者など向けの情報拡充とともに、住宅ローンアドバイザー(LA)と利用者をつなげる取り組みを強化する。
昨春に就任した山口敏彦会長が方針を示した。低金利環境が続いているが、日銀総裁交替や世界の景気・経済動向変化など環境が大きく動く今。住宅価格上昇や返済長期化の傾向も見られており、利用者の知識を高め、さらに相談窓口となる住宅LAとマッチングしたい考えだ。
協会は、住宅LAの登録者と双方向のコミュニケーションを通じた情報提供に努めるほか、審査業務で電子申請を推進する。
山口会長に、現下の住宅産業・住宅金融を取り巻く環境と新年度方針を聞いた。