2014年10月09日 |
九州や四国、北海道など4つの電力会社が9月30日までに「再生可能エネルギー固定買取制度」における10キロワット超の固定価格買取契約申込みへの回答を保留し、沖縄電力が「接続不可能」とした。
5社による全量買い取りの事実上の停止であり、今後5社は、新規について10キロワット未満の余剰電力のみ、買い取り契約を行うことになる。
大市場を抱える東京電力や関西電力など他の電力会社は、現状では受付を継続する予定とみられることから、5電力のみのウェートとしては大きくはない。ただ、こうした状況が一部とはいえ実施されることは、利用者側にとっての不公平感につながるのも事実だ。