連載「タイに根付くか日本の戸建住宅」セキスイハイムの挑戦=1、最新鋭の生産設備を導入

純粋な内需型とみられていた日本の戸建住宅産業に、一石を投じる形となった積水化学工業住宅カンパニーのタイ工場。日本企業で初のユニット住宅の海外生産拠点という位置づけに加え、タイ人による設計・販売・施工に至る態勢を整えるなど、日本のビジネスモデルを生かしつつ、現地化への取り組みを強める。

「日本の住宅市場が縮小する中で成長を継続するには、アジアと共生していくことが必要」(高下貞二取締役専務執行役員・同カンパニープレジデント)との認識による。

現地での事業は、生産会社SSIC(SEKISUI-SCG INDUSTRY CO.,LTD)と販売会社であるSSSC(SCG-SEKISUI SALES CO.,LTD)の2社が行う。いずれも、タイ国内最大級のコングロマリットSCG(サイアム・セメント・グループ)と積水化学工業の合弁会社で、2009年9月の設立となっている。

2013年7月4日付け2面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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