木材利用ポイント、新築棟あたりの即時交換は最大15万円相当程度

林野庁は4月から、木材利用ポイント事業を始める。

新築木造1棟あたり30万ポイント(1ポイント1円相当)が付与される方向だ。付与されたポイントのうち、関連工事費へ充当する即時交換および全国的に利用できる商品券・プリペイドカードに交換できる範囲は、最大50%まで。半数以上は地域の農林水産品などへの交換が条件となる。関連工事費に充当できる即時交換の対象は、ポイント発行対象の工事以外で、木材を使う工事。具体例としては、木造で新築戸建住宅を建てた業者が実施する、(1)住宅の外構工事として木材を使った外構の施工工事(2)住宅の室内に作り付ける木材を使った棚や机の製作――などがあげられる。

林野庁は今後、対象とした「木造住宅」の定義とする、木造軸組・2×4・木質パネル――といった工法の選定、利用の申請受付日、制度の利用説明会の開催日などを、順次ホームページで公開していく。

2013年3月21日付け3面から記事の一部を抜粋
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2018年12月25日 住宅産業新聞社 編集部

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