2012年07月12日 |
地域工務店の相羽建設(本社=東京都東村山市、相羽健太郎社長)は、本社からの自動車の移動で片道1時間以上かかる場所でも受注対応していた現在の営業エリアを、3年後をメドに自動車で30分圏内にまで狭める。
東日本大震災の体験を契機に商圏を狭め、事業戦略を名実ともに地域密着へと転換する。営業圏の縮小で生じる機会損失のカバーと地域密着戦略の具体化として、地元に設置した地域住民とのコミュニケーションスポット「あいばこ」を活用。地域住民と接点を作りやすいイベントを実施して、地域内で自社に親しみと信頼を持つエンドユーザーの数を増やし、潜在顧客の数を厚くする。同時にフリーペーパーの発行を連動。自社のPRという従来型の住宅営業に加え、親しみと信頼でつながった地域住民からの依頼という新しい受注経路を太くする方針だ。
2012年7月12日付け3面から記事の一部を抜粋
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